2本塁打を放ったナショナルズのジェームズ・ウッド(写真=GettyImages)

○ ナショナルズ 4x-3 ロッキーズ ●
<現地時間6月19日 ナショナルズ・パーク>

 ワシントン・ナショナルズが西地区最下位ロッキーズとの延長戦を制して11連敗から脱出。ジェームズ・ウッド外野手(22)がサヨナラ弾を含む2本塁打、全4打点の活躍を収めた。

 スコアレスの4回裏、無死一塁で第2打席に立ったウッドは、ロッキーズの新人右腕ドーランダーが投じた外角低めのシンカーを弾き返して左中間スタンドへ19号2ラン。打球速度110.0マイル(約177.0キロ)、打球角度20度という弾丸ライナーを叩き込み、貴重な先制点を挙げた。

 ところが、直後の5回裏に先発右腕トレバー・ウィリアムズが2点を失って同点に追いつかれると、打線も5回以降は得点圏の好機を作ることすらできず、2対2の同点で延長タイブレークに突入。延長11回表に1点勝ち越しを許し、ワシントン移転後ワーストに並ぶ12連敗まで残り1イニングと追い込まれた。

 それでも1点を追う11回裏、二死三塁という好機でウッドが第5打席を迎えると、5番手右腕ハルボーセンの2球目スプリットを振り抜き、中越えの20号逆転サヨナラ弾。打球速度110.2マイル(約177.4キロ)、飛距離428フィート(約130メートル)と会心の一発を放ち、チームを待望の勝利に導いた。

 身長201㎝、体重106㎏という規格外の体格を持つウッドは、2021年のドラフトでパドレスに入団し、翌2022年途中にフアン・ソトを中心とした2対6の大型トレードでナショナルズに加入。昨季7月にMLBデビューを飾って79試合で9本塁打を放つと、今季は75試合目で早くもチーム最多の20本塁打に到達した。

 MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ウッドは打球速度110マイル(約177キロ)以上の本塁打を11本記録しており、これは大谷翔平(ドジャース)と並んで今季MLBトップの数字。デビュー2年目シーズンはここまで打率.284、20本塁打、56打点、OPS.944と大きく飛躍を見せている。

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ベースボールキング編集部

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